アメリカ海兵隊が実施を要請しているでの単独訓練について、津山市の諮問機関が受け入れを承認すると市長に答申しました。
受け入れを承認すると答申したのは市議や住民代表で作る演習場対策委員会です。
答申書では受け入れを承認する条件として、訓練中に自衛隊などが周囲を巡回することやアメリカ軍の宿営地を駐屯地内のグラウンドとすることなど6項目をあげています。
アメリカ海兵隊は今年2月に自衛隊の日本原演習場を単独訓練に使いたいと防衛省に要請していて、演習場の大半を占める奈義町は、3月に町議会が訓練実施に同意しています。
29日は、委員から今年中に結論をとの要望が出ましたが、宮地市長は議会での議論や2月に市長選があることを踏まえ、「今年度中に」と言うに留めました。
(津山市日本原演習場対策委員会/松本義隆委員長) 「この件は、市長選とは別の件だと思っております。苦労した中での答申ですから、結論を市長は早く判断していただきたい。」
(津山市/宮地昭範市長) 「慎重に慎重を期して、判断するというのが私に与えられた責務。」