倉敷にも負けないデニムの聖地を目指します。岡山県井原市の商工会議所や地元のアパレルメーカーなどが協力して、井原産のデニム製品の地域ブランド化に取り組むことになりました。
「井原デニム審議会」の設立総会には関係者、約15人が出席しました。 井原地域は、江戸時代から藍を使った繊維産業が盛んで、大正時代から海外へ輸出されています。井原産のデニムを広く知ってもらおうと、井原産のデニム製品の中でも特に品質の良いものを「井原デニム」とし、て地域ブランドに認定することになりました。
初めての審査会には「井原デニム」の認定を希望する製品、約40点が出揃いました。審査基準は生地の良し悪しや、縫い目の美しさなど、14項目です。 約2時間にわたる審査の結果、全ての製品が基準をクリアし、「井原デニム」に認定されました。
(井原デニム審議会 川井眞治会長) 「(目標は)井原デニムを世界中に売るということです。この産地の縫製、58海外も含めて、外部から井原のデニムを使おうという呼び水になればいいと思っています。」