裁判を身近に感じてもらおうと、岡山地方裁判所が中学生を対象にした模擬裁判を開きました。
模擬裁判には中学生20人が裁判官、検察官、弁護人などの役に分かれて参加しました。 事件の想定は43歳の男が、本屋で現金などを盗み店主にけがを負わせて逃げましたが、その後、現場に戻ってきた所を逮捕され、起訴されたというものです。 中学生は現役の裁判官らに教わりながら本物の裁判と同じように進めていき、最後は2グループに分かれて、判決について意見を出し合いました。
(参加した中学生) 「無罪にする主張も筋が通っていて、有罪にする主張もちゃんとストーリー性が成り立っていて、どちらにするかでとても迷いました」 「被告人の人生を決めるので、大変だなと思いました」