カマタマーレ讃岐にとってはJ2・5年目のシーズンです。19位に終わった昨シーズンからメンバーが大幅に入れ替わり、若手とベテランの「融合」で上位進出を目指します。
(記者) 「開幕戦で元J1の強豪、アルビレックス新潟と戦うカマタマーレ。練習でも大きな声が出て気持ちの高まりが伝わってきます」
J2・19位に沈んだ昨シーズン終了後、主力ら15人が退団し、10代と20代の9人が新たに加わったカマタマーレ。今年1月の新チーム始動後、新加入の若手とベテランの「融合」をテーマに練習を続けてきました。 22日の練習でもセンターバックを務める新加入の若手2人、22歳のパク・チャニョン選手と19歳の麻田選手に対して、ベテランゴールキーパーの清水選手が後ろから的確な指示を出していました。
(J2京都から期限付き移籍/DF 麻田将吾 選手19歳) 「清水さんのコーチングにかなり助けてもらっている。僕らが突破されても清水さんがいるという安心感を与えてくれてすごくやりやすい」
(カマタマーレ讃岐・在籍4年目/GK 清水健太 選手36歳) 「(若い選手は)勢いがある分、プレーにむらが出てくるのでしっかり気分を乗せながらいい声をかけて気持ちよくやらせたい」
25日の開幕戦の相手、新潟は昨シーズン、J1・17位に終わってJ2に降格しました。しかし、ラスト6試合を5勝1分で終えるなど粘り強いチームです。今シーズンは、力のあるブラジル人のフォワードやゴールキーパーを補強し、1年でJ1復帰を狙う強豪です。
新潟との試合は先制点を挙げないと厳しい展開になりそうです。J1・仙台から期限付きで移籍したミッドフィルダー、佐々木匠選手は鋭いクロスやドリブルで得点の演出を誓っていました。
(J1仙台から期限付き移籍/MF 佐々木匠 選手19歳) 「自分のドリブルを見てもらいたいし点を多く取る、たくさん攻撃をするチームはそこを練習しているのでそこを見てもらいたい」
2014年のJ2参入後、毎年残留争いに巻き込まれているカマタマーレ。今シーズンこそスタートダッシュで波に乗り、上位進出を目指します。
(カマタマーレ讃岐/北野誠 監督) 「(開幕戦が)すごく大事な試合なのは分かっている。ホームで選手たちが必死に戦っているところを見せて(香川)県民が元気になればいい」