「鬼ヶ島」としても知られる高松市沖の女木島で、6日と7日「さくらまつり」が開かれています。それに合わせて高松港と女木島を結ぶフェリーの料金が2日間、無料になっています。
無料で乗れるのは高松港と女木島、そして男木島を結ぶフェリーです。 約3000本のサクラが植えられている女木島では「さくらまつり」が初めて開かれています。フェリーの料金を無料にすることでより多くの人に島に足を運んでもらい、サクラを楽しんでもらおうという狙いです。通常はフェリー1隻、1日6便ですが6日と7日はフェリーをさらに1隻増やして1日12便運航しています。
(記者リポート) 「女木島に着きました。今年はサクラの開花が早かったのですが、山にはまだきれいなピンク色が残っています」
山の麓の方はサクラが残っていたのですが山頂まで登ってみると…ほとんどのサクラが散って葉桜に。まだ花が残っているサクラも雨に打たれてどこかうなだれているようでした。 それでも訪れた人は、景色を楽しんだり洞窟に入ったりして女木島を楽しんでいました。
(訪れた人は-) 「やっぱりサクラが見たかったですね。これはこれで風情があっていいのかなと前向きに捉えて、カメラが趣味なのでやっているんですけど」 「雨でも楽しく過ごせたので、ちょっと葉桜だったけど見てきました。(葉桜だったけど)きれいだったです」
鬼ヶ島観光協会では6日と7日の2日間で約1800人の来客を見込んでいます。
(鬼ヶ島観光協会/川井芳清 会長) 「今まで高松市に住んでいても、行ったことがないという人もけっこうおられるということを聞いておりますので、この機会に、両島に足を運んでいただいて島の良さを満喫していただければなと思っております」