災害対策の拠点として、来月から本格稼働する高松市防災合同庁舎の落成式が行われました。
落成式には、市の職員らおよそ120人が出席しました。
防災合同庁舎は今年2月、高松市役所の西隣に完成した8階建ての建物です。 災害などの緊急時に迅速に対応できるよう、市の危機管理課や香川県広域水道企業団など防災機能を集約しています。 消防局の司令管制室も移っているため、市と効率的に情報共有ができ、密接な連携が期待できます。
1階には熊本地震のパネルや防災グッズが展示されています。南海トラフ地震の揺れや津波の浸水をVRで体験できるコーナーもあり市民の防災意識を高めます。
(危機管理センター整備室/石原一人 室長補佐) 「高松市の安心・安全を守る中枢拠点としての機能を果たしていければと思うので、災害の時には十分に対応できるように努めて参りたいと思います」