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犬と人をつなぐ複合施設が高松にオープン カフェやペットサロン・保護犬の仲介も

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 犬の殺処分率全国ワースト脱却をめざして、新たな施設がオープンです。殺処分される犬を少しでも減らそうと活動する高松市の女性が、カフェやペットサロンなどを備えたワンちゃんのための複合施設をオープンさせました。

 高松市塩上町にオープンしたばかりの新しい施設「ハレル」です。オーナーは、大の犬好きだという真部圭子さん。真部さんは、犬と人をつなぐ場所を作ろうと、去年12月からクラウドファンディングで支援を募っていました。

(「ハレル」オーナー/真部圭子さん) 「この街中にこういう場所ができたことがすごくうれしいよ、っていう声をたくさんいただくので、よかったなと実感しています」

 「ハレル」はペットも同伴できるドッグラン付きのカフェに加え、ペットサロンやホテルも兼ね備えています。また、犬が苦手な人でもゆっくりくつろげる隔離スペースも設けています。

 「ハレル」の最大の目的は、捨てられたり飼い主からはぐれたりして一時的に保護されている犬を犬を飼いたい人に仲介することです。  そうすることで犬の殺処分を減らし、将来的にゼロにすることを目指しています。

 また、真部さんが「ハレル」を作る際にこだわったポイントがあります。

(記者) 「ドッグランといえば屋外が多いんですが、ハレルには屋内にもあるんです。雨の日でもワンちゃんが自由に遊ぶことができます」

(訪れた人はー) 「きょうは雨ですけど(ドッグランが)使えて喜んでいます」 「ワンちゃんと一緒にカフェもできるし、ドッグランもあるので、雨の日なんかもすごくいいと思います」

 カフェでは、近くで人気のパン屋さんを営んでいる真部さんならではのメニューを提供していて、今後、犬用のメニューも増やすそうです。  飲食代の一部は、保護犬の支援に充てます。


(「ハレル」オーナー/真部圭子さん) 「香川県の(犬の)殺処分がなくなる方向に、ハレル全体で取り組んでいけたらいいなと、お客様も何かしらの形で協力していただけることを、こちらから提案できたらいいなと思っています」

「ハレル」は平日は午前9時から、土・日・祝日は午前7時半から営業しています。

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