今年度、岡山市の待機児童は551人で、過去最多だった昨年度を298人下回りました。
岡山市の大森市長が25日の定例会見で明らかにしました。今年度、岡山市で希望した認可保育所に入れなかった未入園児童は、1447人でした。
このうち、企業主導型の保育所などに入園したり、特定の保育所への入園を希望している子どもを除く、いわゆる待機児童は551人でした。
過去最多だった、昨年度の849人を298人下回りました。 市は昨年度、企業主導型の保育所の新設や緊急一時預かり枠の拡大などで、1780人分の受け皿を確保しました。市は、これらの利用が伸びたことが、待機児童の減少につながったとみています。
市は引き続き、待機児童の親などに、現在空きがある保育施設を紹介していく方針です。