岡山市の商店街で1杯のレモネードで小児がん患者を支援する活動が行われました。
岡山岡南と岡山中央ロータリークラブが行ったものです。岡山市の表町商店街では、ボランティア40人が募金を呼び掛けました。
「レモネードスタンド」はレモネードを配って募金を集め、小児がん治療開発のために寄付をする活動です。アメリカで小児がんの女の子のために行った支援活動が最初と言われ、日本でも社会貢献活動として広がっています。
小児がんは、血液のがんである白血病など、子どもがかかるさまざまながんの総称です。 厚生労働省によりますと、日本の小児がん患者は年間、約2500人、1歳から14歳までの子どもの死亡原因の第一位です。
(岡山中央ロータリークラブ/藤原征治 さん) 「これをきっかけに、全国でどんどん我々のような団体とか個人の人たちが広がっていって、ちょっとでもお役に立てればいいなと思っています」
10日に集まった募金は、日本小児がん研究グループに寄付されるということです。