岡山県総社市が市の第3セクターに出した補助金の一部が違法だとして、市民が24日、片岡聡一市長らを相手に返還を求める訴えを起こしました。
訴えを起こしたのは、総社市の70代の男性ら2人です。
訴状などによりますと原告は、総社市が2024年度までの4年間に市の第3セクター「そうじゃ地食べ公社」に出した補助金2億円余りが違法な支出だと指摘。「ふるさと納税事業」の不足分を補てんするとして申請されたにもかかわらず、実際には別の事業の赤字補てんに使われたなどとしています。
そして総社市に対し、公社や片岡聡一市長らに補助金を返還させるよう求めています。
原告らはこの件で住民監査請求を行い、2026年1月30日付で棄却・却下されました。
総社市は2024年度に公社を通じて調達したふるさと納税の返礼品のコメの調達費が国の基準を超えていたとして、2025年9月、ふるさと納税の指定を取り消されています。
(原告の代理人弁護士/光成卓明 弁護士)
「何を考えてそれをやっていたのかを裁判で明らかにする必要がある」
総社市の片岡市長は「今回の訴訟提起については真摯に受け止め、今後適切に対応してまいります」とコメントしています。