讃岐平野の田植えが本格化する時期に合わせて、香川用水の水口祭が行われました。
三豊市財田町の香川用水記念公園に関係者ら、約500人が集まり神事を行いました。
水口とは、田んぼに水を引き入れる入り口のことで、香川用水の東西分水工を水口に見立てて毎年この時期に行っています。
香川県の浜田知事や三豊市の山下昭史市長らが水路にお神酒を注ぐと、勢い良く水が噴き出しました。 曇り空のもと訪れた人たちは配水の安全と豊作を願っていました。
(香川用水土地改良区/組橋啓輔 理事長) 「満水にして、順調に今年も水が取水できれば本当にありがたいことだと思って願っています」
11日から香川用水は本格的なかんがい期に入り、農業用水取水量は1日約39万トンとこれまでの3倍に増えます。