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讃岐平野に田植えシーズン到来…香川用水の水口祭 米農家ら約700人が水の安全と豊作を祈願

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 水の安全と豊作を祈願しました。讃岐平野の田植えが本格化する時期に合わせ、香川県三豊市で恒例の「水口祭」が行われました。

 11日朝は雨が降り、霧が立ち込める中、香川県の池田知事や地域の住民ら約700人が集まって神事がありました。

 「水口(みなくち)」とは田んぼに水を引き入れる入り口のことで、香川用水を東西に分ける分水工を水口に見立て「水口祭」をしています。

 水利関係者らが水路に御神酒を注ぐと、公園の噴水が勢いよく上がりました。

(祭りを見に来た米農家は―)
「1週間ぐらいしたら(田植え)。孫や子どもにも分けて米を食べるので、おいしいお米ができたらいいと思う」
「2反ぐらいしか作っていない、食べる分だけ。(米騒動は)ちょっと異常なのではないかな。今まで『減反減反と、米を作ったらいけない』と言っていたのに、今は『作れ』と言ったりして」

 香川用水は、徳島県の吉野川から香川県内に必要な水を引いていて、11日から農業用水の取水量が10日までの約3倍に増量されました。

 讃岐平野は一斉に田植えの準備が本格化します。

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