長年議論が続いている「四国新幹線」について、四国4県の政財界の代表者や国会議員らが、岡山県知事に実現への協力を初めて直談判しました。
岡山県庁を訪れた四国側の代表者は、自民党の村上誠一郎衆院議員と山本有二衆院議員をはじめ、香川、高知の県知事、官民連携で整備計画を進める「四国新幹線整備促進期成会」の会長を務める四国電力の千葉昭会長などあわせて40人です。
(四国新幹線整備促進期成会/千葉昭 会長) 「最も費用効果が高い岡山を始発に、すでに新幹線仕様の瀬戸大橋を通って四国へ。こういうルートでみんな一緒になって早期の実現を求めている」
非公開で行なわれた会議の終了後、山本議員や千葉会長は岡山県側から前向きな姿勢を感じたと話しましたが、岡山県の伊原木知事は「国への調査要望には協力する」と話すにとどまり、慎重な姿勢を示しました
(岡山県/伊原木隆太 知事) 「計画がある時には、きちんといろんなことを調べてから、行動を起こすべきだと思っている」