西日本豪雨で被災した倉敷市などでは、避難した人たちの不安な日々が続いています。そんな中、国の健康管理のサポートチームが被災地に入りました。
(避難所で女性同士が再会) 「よかった~!」
(再会した女性はー) 「偶然ばったり会ったら、『あーおった』という感じで、あの人生きとるじゃろうかとか、どこおるじゃろうか、ゆうそういうのが知りたい」
被災した人たちの健康状態の把握や診察、栄養指導などを行うため、12日朝、厚生労働省の健康危機管理支援チーム「DHEAT」が被災地に入りました。
医師や保健師など5人が被災地の診療所を回り、感染症や食中毒対策についての要望を吸い上げます。
岡山県では12日朝までに58人の死亡が確認されていて、このうち、最も被害が大きかった倉敷市真備町が50人を占めています。また、いまだに18人の行方が分かっていません。