カンボジアに永住して、現地の子どもたちを支援している高松市出身の元看護師の女性が、香川大学の学生に現地での活動の様子を伝えました。 講義を行ったのは、NGO「うどんハウス」の楠川富子さんです。
香川大学医学部看護学科では「看護と国際社会」の授業を行っています。 今回、楠川さんが講師を務め、インターネットを通じて3年生62人に現地での「健康教育」の現状と課題を紹介しました。
(うどんハウス/楠川富子さん) 「子どもが、たくさん命をなくしてしまっている現状を見て、やっぱり命の大切さ、そういうものを思って私はこちらのほうに来た」
元看護師の楠川さんは、シニア海外ボランティアとして約4年半活動しました。その後永住して「うどんハウス」を立ち上げ、子どもたちの健康支援を行ったり、香川大学などとのプロジェクトを進めたりしています。
学生たちは楠川さんの課題を解決しようと、グループディスカッションを行いました。
(学生はー) 「看護の視点とかっていうことが、本当に現場で生かされているっていうことが分かって、本当にすごいなっていうふうに思いました」