調理器具から現代アートまで様々な鉄の作品がそろっています。高松市出身の鉄作家、槇塚登さんの作品展が高松市で開かれています。
高松市北浜町にある「デザインラボラトリー蒼」に、槇塚さんが手がけたフライパンや中華鍋、鉄の現代アートなど約100点を展示しています。
槇塚さんは高松市出身で、実家の鉄工所に勤務しながら鉄の作品を制作しています。
実際に弦を張ったギターや、音が鳴るサイレンなど鉄の重厚感を生かしながら、ぬくもりや懐かしさを感じさせる作品です。
(記者) 「廃車のスクーターを使って作ったラビット3号という作品です。実はシートの下にオーディオを仕込んでいて好きな音楽を聴きながら楽しむことができます」
来場者に楽しんでもらおうと、槇塚さんが作ったストラップやマグネット入りのカプセルが出てくるユニークな遊具もあります。
(東京からの観光客はー) 「鉄は普通に考えると重いイメージだが、すごく軽くモダンに今風に作られている。作品として芸術としていいし、実用性があるのがいっぱいあってびっくりした」
販売している調理器具は、鉄板の状態から一つ一つ熱して叩いて仕上げたもので同じものはありません。
鉄作家、槇塚登さんの作品展は8月12日まで高松市北浜町の大運組ビル5階「デザインラボラトリー蒼」で開かれています。