避難所になっている真備町の岡田小学校では、夏休み中の子どもたちの学習を支援するボランティア活動が行われています。
7月の豪雨で大きな被害を受けた、倉敷市真備町の岡田小学校です。体育館や校舎では、今も約340人が避難生活を送っています。
そんな避難所の小学校に元気な声が響いています。夏休み中の子どもたちに算数や国語、それに、夏休みの宿題などを教える「学習支援ボランティア」です。
小中学校で十分に学べなかった人を受け入れる、岡山自主夜間中学のスタッフも参加しています。 家が浸水被害を受けた子どもたちも多く、中には今も避難所で暮らす児童もいるそうです。
(児童はー) (Q.来てどうですか) 「たのしい」 (Q.勉強は?) 「すすむ。おもしろい。たのしい」 (Q.どんなところが?) 「みんなといるところ。しあわせ」
復旧作業などで、夏休み中の子どもの教育になかなか手が回らない保護者がいる中、毎日、約40人の児童が参加しています。
(岡山自主夜間中学/ 城之内庸仁 代表) 「学びたい人のために、何とか力になりたいという思いがあるので、水害で子どもたちが夏休みに勉強できないと聞いて、こちらに来ました」
岡田小学校での学習支援ボランティアは、8月いっぱい続く予定です。