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兄への思いを胸に…高松桜井のサードが最後の夏へ 丸亀城西と対戦【甲子園へのキセキ】

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 夏の高校野球・香川大会の1回戦。兄を追いかけて野球を始めた高松桜井のサード・坂田選手、兄への思いを胸に最後の夏に挑みました。

 夏2年ぶりの初戦突破を狙う高松桜井。サードを守る坂田尚哉のユニホームには、ある秘密があります。

(高松桜井/坂田尚哉 選手[3年])
「お兄ちゃんが使っていたユニホームなんで結構思いがあるというか、それ使ってプレーできるのはうれしいです」

 3つ上の兄・遼哉さんに影響を受けて野球を始めた坂田。

(高松桜井/坂田尚哉 選手[3年])
「お兄ちゃん1勝もできていないんで、そこを勝って見せたい」

 11日は愛媛から応援に駆け付けた兄に勝利を届けたい。

 桜井の初戦の相手は、丸亀城西。3回、この試合初めてチャンスを作った桜井。バッターは3番・坂田。

(実況)
「強い当たり! ショート抑える、2塁へ送ってスリーアウト!」

(尚哉さんの兄/坂田遼哉さん)
「いい打球だったので次の打席に期待したい」

 そのウラ、桜井は2アウト満塁のピンチ。

(実況)
「サードの横抜けるランナー、1人ホームイン、2人目はアウト!」

 試合は劣勢が続くも反撃を期し、仲間と、そして、兄のユニホームと戦います。

 あとがない7回、桜井は連打でチャンスを作ります。バッターは代打・山根。

 しかし、鋭い当たりはセンター正面。悔しいコールド負けで夏を終えました。

(尚哉さんの兄/坂田遼哉さん)
「お疲れ様。バッティングはヒット出なくて残念だったけど、守備は自分から声を出してみんなを盛り上げて頑張ってくれたと思うので、これから別の事を頑張ってください」

(高松桜井/坂田尚哉 選手[3年])
「小1から兄にあこがれて野球を始めたので、いろいろアドバイスをもらったりしたんですけど、そこは感謝を伝えたいと思います」

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