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西日本豪雨を受けて…岡山県の対応を検証

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 岡山県は西日本豪雨での県の対応を検証するため、専門家による災害検証委員会を開きました。

(災害検証委員会/河田恵昭 委員長) 「単に数字を出すだけでは市町村は動かない。避難指示とか避難勧告を出したら終わりじゃないんですね」

(災害検証委員会/奥村与志弘 委員) 「危機感っていうか切迫感っていうものは、どのレベルで県の職員の中に共有されていたんだろうか」

 災害検証委員会は、地域防災の専門家6人が豪雨への備えや避難指示・勧告の発令など、県や市町村の豪雨対応を検証し、将来の災害に備えるものです。

 会議では、地域防災計画にのっとった県の対応に問題はなかったものの、職員の危機意識が足りていなかったのではという意見が出ました。

 また、自治体や住民に危機感を抱かせ、避難行動につながるような伝え方をするべきだと指摘する委員もいました。

 委員らは、生き残った人がどんな行動を取ったかなどをまとめるよう県に求めていて今年度中に検証結果を取りまとめます。

(災害検証委員会/河田恵昭 委員長) 「現実にこれだけの被災者が出ているわけですから、これを減らすにはそれだけでは不十分ということですよね。何を付加するかということを私どもの委員会で明らかにしないと」

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