岡山県倉敷市の伊東香織市長は、過去最大となる約250億円の9月補正予算案を発表しました。
主なものは避難所の運営に約4億円、農業施設の復旧工事など災害復旧に約107億円などです。
8月分の追加補正予算として、専決処分した災害ごみの処分経費約32億円を含めると、西日本豪雨関連の補正予算は合わせて約394億円にのぼります。
また、倉敷市は災害復興本部を9月3日に設置し被災者支援にあたります。
(倉敷市/伊東香織 市長) 「1日も早く、これまでの生活に戻っていただけるような方向となっていくよう、倉敷市挙げまして取り組みを行っていく所存でございますので」
一方、岡山県は倉敷市と総社市の災害ごみ、合わせて約22万トンを県が受託し処理すると発表しました。 倉敷市水島に選別や破砕を行う中間処理施設を設置し、2年間で処理する方針です。