岡山県倉敷市は学校給食費の一部を市が負担することなどを盛り込んだ、一般会計補正予算案をまとめました。
(倉敷市/伊東香織 市長)
「いろいろなものの物価が上がってきている。市でできる範囲での応援をしていきたい」
倉敷市の伊東香織市長は30日の会見で、総額約55億4000万円の一般会計補正予算案を発表しました。
このうち約2億3000万円は小学校・中学校で提供している学校給食費の一部負担に充てられます。
倉敷市は食材の価格高騰を受け給食費を1食あたり30円値上げしましたが、値上げ分について1年間は市が負担するとしています。財源については全額、国の臨時交付金を活用します。
その他、原油の価格高騰を受け一定以上の燃料を使用している事業者に補助金を支給するため約5億400万円を計上しています。
一般会計補正予算案は6月6日からの倉敷市議会定例会に提出される予定です。