日本で初めての事業モデルだということです。四国電力は、香川県三木町に地元農家などと共同で農業法人を設立し、イチゴの生産・販売を行なうと発表しました。
(四国電力/佐伯勇人 社長) 「農業法人あぐりぼん株式会社を設立することといたしました」 四国電力は香川県三木町のイチゴ農家、東京の流通業者、そして東京の老舗高級果物店の「銀座千疋屋」と共同で、10月1日に農業法人を設立し、イチゴの生産・販売を行います。
三木町に建設する施設で、甘みと酸味のバランスに優れる品種「女峰」を栽培し、来年12月に初出荷する予定です。
四国電力の狙いは、新たな事業による収益の確保と四国の農業の活性化で、5年後には年間30トンの生産と売上高6000万円を達成したいということです。
四国電力によると生産者、流通業者、小売業者と、電力会社が共同で行なう日本で初めての事業モデルだということです。