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校舎跡を「アグリバイオ研究」の拠点に 三木町が医薬品メーカーと契約 香川

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 農業とバイオ技術の研究施設として活用されます。香川県三木町が、閉校になった小・中学校を高松市の医薬品メーカーに貸し付ける契約を10日に結びました。

 締結式で協和化学工業の木下幸治社長と三木町の伊藤良春町長が契約書に署名しました。契約により、2006年に閉校した三木町の旧神山小・中学校の校舎とグラウンドを、町が協和化学工業に年間120万円で10年間貸し付けます。

 協和化学工業は、農業とバイオ技術を組み合わせて付加価値が高い農作物や新しい農業モデルを研究する「アグリバイオ研究」の拠点にします。具体的には、校舎を研究施設や事務室などとして使う他、グラウンドを夏イチゴの試験栽培用地として活用します。

(協和化学工業/木下幸治 社長)
「夏イチゴの栽培ですから、少しでも温度が低い方が良いってところで、高地である三木町の神山地区を選びました」

(三木町/伊藤良春 町長)
「付加価値の高い、高齢者でも取り組めるような農業・品種の取り組みに大いに期待をしている」

 協和化学工業は2022年1月にビニールハウスを設置し、2022年2月に夏イチゴの苗を植える予定です。

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