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センサー付きの服で健康状態や転倒を把握 高齢者見守りシステム実証実験 高松市

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 センサーが付いた服で高齢者の健康状態などを把握します。産官学が連携して、高齢者を見守るシステム実証実験が高松市で始まりました。

(記者) 「高齢者が倒れた時にこちらの加速度センサーが転倒を検知し、そのことを離れたところにいる人にも伝えることができます」

 高松市は、香川高専と医療ソフトウェア開発会社のミトラと連携して、IoT(=モノのインターネット)を活用した介護予防推進事業に取り組んでいます。

 15日は、高松市のデイサービス施設の利用者12人にセンサーの付いた服を試着してもらい、システムが正常に動いているかを確認しました。

 GPSによる高齢者の位置情報や、健康状態、転倒など異常事態をスマートフォンで把握することができます。

 香川高専が特許を取得したセンサーを使っていて、服の上からでも呼吸や心拍数を正確に測定できます。高松市は今後、実証実験を重ねてデータを集め、来年までにシステムの実用化を目指しています。

(高松市 長寿福祉課/藤澤晴代 さん) 「新しい機器を導入して人の見守りを補完していくことを考えています」

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