高齢者に楽しみながら健康チェックをしてもらおうと、岡山市がAIを活用した実証実験を始めました。
岡山市役所で行われたのは、AIアバターを活用した「フレイル健康チェック」です。
「フレイル」とは、加齢と共に心身の活力が低下した状態のことで、さらに悪化すると要介護状態になります。岡山市ではこれまで、「フレイル」を早期発見して介護予防につなげようと、紙のシートによる無料チェックを行っていました。
実証実験ではこの健康チェックをタブレットを使ったAIアバターとの対話形式に変えることで、高齢者が楽しみながらチェックできることなどを期待しています。
(チェックを受けた人は―)
「楽しいですよ、遊び感覚でね。自分の弱いところは分かっているので、目標は元気でいくことです」
岡山市では1月30日から2月末まで、市内7つの医療機関や薬局で同じ実証実験を行います。