130年以上の歴史を持つ山陽女子中学・高校が、2020年に共学化すると発表しました。
(山陽学園/谷本 欣也 法人事務局長) 「ここ数年、生徒数を確保できていて、進学実績も上がってきている。そういう意味で非常に安定して充実した時期。共学化することによっていまのいい流れを学園の発展につなげていきたい」
山陽女子中・高の前身である山陽英和女学校は1886年の創立。山陽学園によりますと、少子化が進む中で安定した学校運営を続けていくために共学化を決めたといいます。
共学化にともなう新しい校名や入学定員数などについては、検討中だということです。
創立記念日の学校では、式典に参加していた卒業生が複雑な心境を明かしました。
(1954年度卒業生/矢部礼子さん) 「寂しい思いもありますけれども、将来に向かって楽しみな気持ちも持っております」