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岡山唯一の女子校が共学へ…背景には少子化 清心中・清心女子高が2027年度から 女子大の共学化も検討

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 岡山県で唯一の女子校、倉敷市にある清心中学校と清心女子高校が2027年度から「男女共学」になります。

(清心中学校・清心女子高校/松沢克彦 校長)
「ノートルダム清心学園の理事会において清心中学校・清心女子高等学校が2027年、令和9年の4月より男女共学となることが決定されました」

 共学化は2027年度以降の入学生から適用され、校名は「清心中学校・清心高等学校」になります。清心中学校と清心女子高校が共学化すると岡山県から女子校がなくなります。

 共学化の背景には「少子化」があります。岡山県の中学校の卒業生は1989年3月の約3万3000人をピークに減少し、2024年3月は半分近くの約1万7000人でした。

 「男女共学」にして受け入れの間口を広げ、生徒数を確保するのが狙いです。

(清心中学校・清心女子高校/松沢克彦 校長)
「本校の教育の特色を、性別にかかわわらず小学生・中学生で希望する人たちに提供する。新しい使命であるというとらえ方をしています」

 中学校と高校を運営するノートルダム清心学園は今後、トイレや更衣室を整備したり、男子生徒を対象にした部活動を設立したりします。

 また学生の確保のため、ノートルダム清心女子大学の共学化についても現在、検討と調査を行っているということです。

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