香川県警の来年度の嘱託警察犬を選考するため、犯人の追跡や行方不明者の捜索などの競技会が開かれました。
嘱託警察犬と、その認定を目指して訓練を受けている犬が合わせて20頭参加しました。
犯人の追跡や行方不明者の捜索を想定した競技では、決められたコースをにおいでたどります。 コースの途中で遺留物を見つけると、座って指導者に合図をします。
香川県内では今年、警察犬と嘱託警察犬が9月末までに36回出動し、行方不明者の発見などにつながりました。
(指導者/柴垣光子さん) 「香川はアマチュアも訓練士もなく平等に扱っているから、いいんじゃないかなと思います」
(香川県警 鑑識課/入江直樹 次長) 「民間の方、嘱託警察犬の方の力を借りて、行動範囲を広げる、検索範囲を広げる、これによって事件解決あるいは行方不明者の無事な発見ができると考えております」