西日本豪雨から6日で4カ月です。決壊した小田川の3本の支流の改修工事を行うため、岡山県は周辺の住民に立ち退きを求める説明会を開いています。自宅が立ち退きの対象になった男性は、先が見えない状態だと話します。
説明会には小田川の支流近くの住民など約50人が参加し、工事の概要などの説明を受けました。
岡山県は、西日本豪雨と同じ規模の水害に耐えられるように小田川の3本の支流の改修工事を行う予定で、約120軒の住宅や田んぼが立ち退きの対象です。
末政川のすぐ近くに住んでいた三宅一奨さん(67)は、浸水した自宅のリフォームを始めてから立ち退きを求められました。
(三宅一奨さん) 「全然決まってこないというか、(先が)見えないというか、希望が出るというか、前向きな形になれる格好のスケジュールとか工程はほしいですね」
県は今後詳しい工事計画を作り、来年1月に再び住民説明会を開く予定です。