香川県の県立高校の教職員が、生徒の人格を否定する発言など不適切な行為をしたとして10月、訓告処分を受けていたことがわかりました。
10月3日付けで訓告処分を受けたのは、中讃地域にある香川県立高校の教職員です。
香川県教育委員会によりますと、この教職員は、今年、自転車で2人乗りをしていた男子生徒を指導した際、この生徒と一緒にいた別の男子生徒の自転車、合わせて2台の前かごを蹴ってへこませました。
また、さらに別の男子生徒が部活動で積極的に走らなかったときに「だから痩せんのや」などと言いました。
これ以前にも、部活動で手を抜いたプレーなどをした部員に対し「ボケ」「カス」などと人格を否定する発言をしました。
この教職員は「暴言などに対する認識が甘く、生徒らに大変申し訳ないことをした」と反省しているということです。