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イ草×卓球の世界大会 伝統産業使った新競技で町おこし 岡山・早島町

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 第1回大会は世界7カ国から参加です。かつてイ草製品で栄えた岡山県早島町で、伝統のイ草と卓球を組み合わせた「花ござピンポン」の世界大会が初めて開かれました。

 早島中学校で開かれた初めての花ござピンポン世界大会には128人が参加しました。

 エキシビジョンでは、岡山県知事と早島町長ペアが去年の国体、準優勝メンバーの山陽女子高校ペアに挑みました。

(岡山県/伊原木隆太 知事) 「ときどき卓球部の友達がいると回転かけてくるじゃないですか。それはずるいと、この花ござの話を聞いてこれぞ私がやるべき競技だと」

 この競技は花ござを貼ったラケットを使い、卓球のダブルスのルールで対戦します。

 卓球用のラバーを貼ったラケットに比べ、花ござのラケットは回転がかけられないため、技術の差が出にくく、初心者でも楽しめるのが特徴です。

 早島町が花ござピンポンで狙うのは町おこし。

 今回は約30人の留学生も参加し、世界7カ国の選手が初の世界一を目指して試合しました。

(ニュージーランド出身者はー) 「勝ちましたイエー。ナイスコミュニティですねはい」

(ベトナム出身者はー) 「あー負けました」

(ケニア出身者はー) 「楽しいです。2人やったことないから」

(モンゴル出身者はー) 「Q.将来どんな仕事をしたい?)できれば貿易の会社がいいですね。イ草売れるかもしれない」

(記者) 「体育館の外には販売コーナーも設けられています。高校生が考えたイ草を使ったおかきです」

 カフェも用意され、試合の合間にくつろぐ人もいました。

 この大会は中学生や高校生が中心となって5カ月前から企画しました。


(早島中学校2年/岡本有生 大会実行委員) 「またこの町をイ草の町として栄えさせていこうという気持ちで、まずはこのイ草を知ってもらおうっていうところからやりたいと思って」

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