年末年始の食中毒の発生を防ごうと、香川県内のスーパーなどで立ち入り検査が行われました。
食品が短期間に大量に流通する年末年始に合わせ、全国で行っているもので、高松市のスーパーには市の保健所の職員3人が立ち入りました。
職員は、まず調理器具が清潔かどうかや調理に使った水の塩素濃度を調べました。 その後、食品売り場の温度や陳列された商品の食品表示に問題がないかをチェックしました。
この検査は、12月28日までにスーパーのほか、旅館や福祉施設など県内5000カ所で行う予定です。
(高松市保健所 生活衛生課/河野芳和 係長) 「施設側の方についても、お客さん目線でしっかりと衛生管理に注意して、対応いただけたらとは思います。食の安全安心を市民のみなさんにも、啓発していきたいと思っています」
香川県では、今年に入ってこれまでに2件の食中毒が発生し患者数は90人に上っています。