年末年始の食中毒の発生を防ごうと、香川県内のスーパーなどで立ち入り検査が行われました。
高松市のスーパーには市の保健所の職員3人が訪れ、商品の消費期限や冷蔵商品の温度が適切かどうかなどを確認しました。
香川県によると、年末年始は食品が短期間に大量に流通するため、取り扱いが不衛生になるおそれがあるということです。
香川県で起きた食中毒の患者数をみると、2022年は53人でしたが、2023年は12月1日時点で91人と、倍近くなっています。
県は、増えた要因として、新型コロナが5類に移行したことで飲食店を利用する機会が増えたことなどをあげています。
(高松市保健所 生活衛生課/加藤匡敏さん)
「(年末は)忘年会など会食する機会が増えると思います。生とか加熱不十分な状態で提供しないことが重要」
取り締まりは12月28日まで、県内2100の施設で行われます。