卓球Tリーグ岡山リベッツのホーム戦が8日から2日間、岡山市で開かれ、熱い試合が繰り広げられました。
水谷・張本を擁し、首位を独走する東京。その東京に唯一勝利している岡山リベッツ、満員のホームで迎え撃ちます。
両チーム自慢のダブルスでは、森園が台上で2バウンドするブロック!技術の高さを見せ付け、リベッツが幸先いい1勝をあげます。 続くシングルスは世界ランキング5位の東京・張本と、7位イ・サンスのエース対決。
張本が「チョレイ」を出すと、イは得意なバックハンドで応戦。デュースで粘りますが、最後は張本に押し切られてしまいます。
シングルスを2つ落とし、後がないリベッツは、これまで対東京で、5戦全勝の上田に託します。
上田は五輪メダリスト水谷相手に一歩も引かず、リードする展開に。苦しい水谷は台の近く、前陣寄りにプレースタイルを変えます。
(東京/水谷隼 主将) 「終始押されていたので、そこで逃げずに前で戦ってなんとか自分のペースになるように心がけました」
(岡山/上田仁 主将) 「あそこで徹底して自分ができなかった。水谷さんだから、ここで何か仕掛けてくるじゃないかんという雰囲気を出されたというか、それによって自分が少し慌ててしまった」
4連続ポイントを奪われ流れは水谷に。フルセットの末キャプテン対決に敗れたリベッツ、1対3で黒星となりました。
(岡山/上田仁 主将) 「自分にかなりプレッシャーをかけて自分が2点とって回すんだっていう気持ちは、他の選手よりはけっこう思いはあったので、勝ちきれなかったのが非常に悔いが残る」