男子プロバスケットボールBリーグ2部の香川ファイブアローズは、約1カ月ぶりのホームゲーム。小豆島を「第2のホーム」と呼ぶ熊本ヴォルターズと対戦しました。
(白戸ゆめのリポート) 「会場全体が一面チームカラーの黄色で染まっています」
来場者全員にTシャツを配る「マッキーロ企画」で、8日、9日の2日間で目標の3000人を上回る、約3400人のブースターが駆けつけました。
対戦相手は毎年、小豆島でキャンプを行っている熊本ヴォルターズ。小豆島を「第2のホーム」と呼んでいて、9日も島から多くの応援団が駆けつけました。
(小豆島から応援に来た人は―) 「(Q.きょうはどっちの応援に?)熊本ヴォルターズ。(普段は)黄色ですけど、きょうはヴォルターズで」
もちろん、ホーム、アローズの応援に駆けつけた人も…
(小豆島から応援に来た人は―) 「いつもコーチとして子どもが教えてもらっているので、目の前で見るというのは良い刺激だと思って楽しみに来た」 「きのう熊本が勝ったのできょうは香川に勝ってほしいけど、両方の選手に良いプレーをみんなに見せてくれたら」
どちらの応援にも熱が入る中、第一戦を接戦で落としているアローズは、昨シーズンまで熊本でプレーをしていたウッドベリーが魅せ、前半を大差でリードします。
しかし後半は、熊本のペース。残り9秒でついに逆転を許してしまいます。
このままで終われないアローズ。土壇場でフリースロー2本を獲得し、ウォーレン。 1本しか決められず勝ち越すことはできません。
そして、残り4秒。ブザービートで勝負あり。アローズは序盤のリードを守りきれず、ホームで2連敗。順位は5位に後退です。
(香川ファイブアローズ/#30 テレンス・ウッドベリー) 「本当に勝ちたかった。今度はたくさんの来てくれたブースターに勝利を届けたい」