新しい車の使い方や買い方を提案します。岡山市の自動車ディーラーがカーシェアリング事業を始めると発表しました。
(記者) 「カーシェアリングといえばこのように企業が車を提供するサービスが普及しています。しかし、岡山トヨペットの新サービスは個人が車を提供します」
(岡山トヨペット/末長一範 社長) 「当社もモビリティーディーラーとして地域の皆さまの移動に関わるあらゆるサービスの提供のできる会社へ変わっていかなければならないと強く感じていました」
岡山トヨペットの新事業その名も「idocari」です。
車を持っている「オーナー」が車を使わない時間帯に、他の「ユーザー」に車を貸す個人間のカーシェアリングで国内の新車自動車ディーラーが行うのは初めてです。
利用料金は車の所有者が設定し、そのうち10~20パーセントがマッチング手数料となります。
また車を借りる「ユーザー」は利用料金のほかに1日1800円の保険加入と、燃料費が必要になります。
岡山トヨペットは個人間のカーシェアリングを普及させることで今後シェアリングを前提とした車の購入を提案することも視野に入れています。
26日に始めるトライアル運用では従業員や関係者が「オーナー」となり、利用料金は1日4000円から1万円です。利用者は専用のサイトから申し込みます。
(岡山トヨペット/末長一範 社長) 「新たな車の利用の仕方そういうものを皆さんに使っていただきたいという車離れと言われておりますけれども、このサービスを使うことによって車購入のきっかけになっていただければいいなと思っております」