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監督やチーム思い、涙する場面も 楽天入団の引地投手が倉商を卒業 岡山

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 3月1日、岡山・香川の高校で卒業式が行われ、多くの生徒が学び舎を巣立っていきました。プロ野球・楽天にドラフト3位で入団した引地秀一郎投手は、高校最後の日に決意を新たにしました。

 倉敷商業高校は今年、315人が卒業しました。

(卒業生代表[野球部]/香月 颯太さん) 「3年間を振り返り、決して1人の力では成長することはできませんでした。こんなかけがえのない友に出会えたこと、感謝しています。ありがとう」

 引地秀一郎は、仲間の言葉をじっと聞いていました。

 引地は、最速151キロのストレートが最大の武器。倉敷商業高校では1年の夏からマウンドに立ちましたが、1度も甲子園には届きませんでした。

 それでも、去年秋のプロ野球ドラフト会議では楽天に3位で指名され、憧れのプロ野球選手として歩み始めました。

(引地の過去のインタビューではー) 「バッターを圧倒していくピッチャーになりたいです」

(中江 前主将から後輩へのメッセージ) 「もう高校野球が終わってしまったら、目指すものも1人1人違うものになり。みんなで一生懸命、白球を追いかけられるのは限られた時間です。今を大切にして頑張ってください」

(森光淳郎 監督の卒業する部員へのメッセージ) 「このグラウンドでやってきたことは、絶対お前たちの1つの大きな武器になると思うんで、自信を持って堂々とそれぞれの道で頑張ってこい!それぞれの道で胸張って生きてこい!」

 引地が監督に贈り物をし、涙する場面もありました。

(楽天に入団/引地秀一郎 投手) 「いやぁ、みんなと離れるのが嫌だなって。高校で甲子園いけなくて、日本一になれなかったんで。プロの舞台で頑張って、みんなの楽しみになりたいと強く思いました」


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