香川を湧かせた高校生も卒業です。巨人にドラフト1位で入団した高松商業の浅野翔吾選手も3月1日、卒業の日を迎えました。野球部の仲間や恩師に感謝の言葉を贈りました。
高松商業の野球部は卒業式のあと、グラウンドで卒業生24人を送るセレモニーを開きました。
巨人にドラフト1位で入団した浅野翔吾選手が後輩に感謝と激励の言葉を贈りました。
(高松商業を卒業/浅野翔吾 選手)
「僕たちが夏結果を残せたのは、もちろん同級生もそうですけど、後輩たちの支えや、試合での活躍が一番大きいと思います」
浅野選手ら3年生を主力とした2022年の高商は、夏の香川大会で優勝すると、甲子園では52年ぶりのベスト8に輝きました。
(高松商業を卒業/浅野翔吾 選手)
「応援される選手、応援されるチームを目指して、甲子園ベスト4を目指して頑張ってください。ありがとうございました」
プロ野球の世界に進む浅野選手や、将来、それぞれの道でプロとなる卒業生に、長尾健司監督がはなむけの言葉を贈りました。
(高松商/長尾健司 監督)
「プロって何かって言ったら、プロフェッショナルのプロじゃない。プロセスのプロ。大事なことは『過程』。うまくいかない時に『どういう自分でいられるか』ってことをしっかり考えて、それを胸に羽ばたいてください」
高校生として過ごす最後の時間を楽しみながら仲間や恩師に感謝を伝えた浅野選手。3月2日には巨人の寮に戻り、昼から練習に励む予定です。
(高松商業を卒業/浅野翔吾 選手)
「今までは『友だちに会いたい』とか弱音を吐いていたんですけど、あした東京に戻るので、覚悟を持って、いち早く活躍できるように頑張りたい」