高松城天守閣の復元に向けて、再現した模型を市民の会が玉藻公園に寄贈しました。
高松城天守閣の模型を寄贈したのは「NPO法人高松城の復元を進める市民の会」です。贈呈式には、城模型創作家の長谷川進さんも出席しました。
長谷川さんは、写真や設計図などを元に60分の1のサイズの模型を約8カ月かけて作りました。石垣のごつごつした感じを木で表現したほか、屋根の三角形の千鳥破風や曲線の唐破風などの再現にこだわったそうです。
(模型を創作した/長谷川進さん) 「ぜひ、この素晴らしい、センスの良い高松城を多くの市民の皆さんに見てもらって、これなら作ろうじゃないか、という一つの目安にしてほしい」
高松城は、1884年に老朽化を理由に解体されましたが、天守閣の復元を求め10万人の署名が集まっています。模型は、玉藻公園の陳列館に常設展示されます。