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実りの秋に願いを込めて 果樹園でジャンボ梨の人工授粉 岡山・真庭市

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 実りの秋に願いを込めて、岡山県真庭市の果樹園でジャンボ梨の人工授粉が行われています。

 真庭市の農事組合法人「清藤」の果樹園にはジャンボ梨の愛称で知られる愛宕梨や新高梨などの木、約80本が植えられています。

 白くかれんな花が咲きほこっている果樹園では、従業員約10人が筆で花粉をつけていきます。梨の木は、自分で実をつける力がないので人の手で一つずつ丁寧に授粉していきます。花粉には色をつけていて、授粉が終わった花は薄いピンク色に染まります。

 5月上旬にはサクランボほどの実ができその後、日焼けや病害虫を防ぐための袋をかけます。愛宕梨は収穫する11月下旬には重さ2キロ近くになるものもあり、贈答用として人気があるそうです。

 清藤の果樹園では約1万個の収穫を見込んでいます。

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