岡山県勝央町のビニールハウスでモモの花が満開を迎え、授粉作業が行われています。 岡山県勝央町の農業石川里江さんは、県内で唯一、温室モモの栽培に取り組んでいます。3棟のビニールハウスに極早生品種の「はなよめ」など4種類、合わせて20本のモモの木が植えられています。
ピンク色の花が満開となり、一足早く春らんまんのハウスの中では、石川さんが棒の先に毛糸の玉をつけた道具で丁寧に花粉をつけていきます。
24歳でモモ栽培を始めて40年以上、毎日作業日誌をつけている石川さん。例年より咲き始めが遅く心配していましたが、濃いピンク色の花がついたことで良いモモができるのではないかと期待を寄せています。
5月上旬には市場に並び始める予定で、約2トンの出荷を見込んでいるということです。