岡山市の池田動物園に新たにやってきたホワイトタイガーが初めて公開されました。
ホワイトタイガーの名前はサン。群馬サファリパークからやってきた、6歳のメスです。 新しい環境にも慣れ、集まった子どもたちに愛くるしいしぐさを見せていました。
(見に来た子どもは-) 「とげがすごいし、歯がすごい」 「6歳?ということは人間だったら1年生か」
早くも人気者のようです。
(記者) 「ホワイトタイガーのサンがいるのはゲートからすぐのこのおり。ここでは、歴代の園の顔となる動物がわれわれを楽しませてくれました」
サンがいるこのおりには、かつて、エゾヒグマの「大地」、隣のおりにはベンガルトラの「ヒロ」など池田動物園のアイドルが暮らしていました。しかし、2年前に「ヒロ」が、去年には「大地」が相次いで死に、寂しい光景も見られました。
(池田動物園 飼育係/清水拓矢さん) 「動物がいない動物舎が多かったので、そこに新しく動物が来て、お客さんも立ち止まって動物を見る。動物園の姿かなと思いますので」
(池田動物園のファンは-) 「悲しいと思わずに、また出会える、新しい出会いがあるっていう期待を持って動物園に来ていただきたいです」
入り口もリニューアルして新たなスタートを切った池田動物園。サンは、動物園の新しい顔として入園者を出迎えます。