スマホを1日3時間以上使う児童生徒の割合が、小・中・高校生のいずれも増加していることが、岡山県が行った実態調査で分かりました。
岡山県教育庁が去年12月に小学4年生以上を対象に行った調査によると、スマートフォンなどを1日3時間以上使うと答えた割合は、小学生が18パーセント、中学生が27.9パーセント、高校生が41.3パーセントで、いずれも前の年と比べて増加しています。
また、スマホを使うことで学習時間が減ったと答えた児童生徒が、小学生で28.9パーセント、中学生で57.9パーセント、高校生で60.3パーセントに上っています。一方で、「家庭のルールがある」と回答した割合は小・中・高校生とも減少しています。
岡山県教育庁は、ルールを作るだけでなく使用状況の管理方法などを保護者に提案し、子どもがルールを守れるような環境づくりを進めたいとしています。