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小学生は半数以上がスマホを所持 「3時間以上」の利用も増加 岡山県の実態調査

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 岡山県教育委員会の調査で、岡山県の小学生の半数以上がスマホを持っていて、その割合は前の年度を上回ったことが分かりました。

 岡山県教育委員会は2014年から毎年、児童・生徒のスマートフォンの利用などについて実態調査をしています。

 今回は岡山県の小・中・高校から抽出した小学4年生から高校3年生までの合わせて7490人が対象で2024年12月に調査しました。

 調査によりますと、スマホを所持している割合は小学生で59.5%、中学生で87.4%、高校生で99.3%でした。

 小学生は、50%を初めて超えた前の年度を上回り、過去最高となりました。調査を始めた2014年度と比較すると約2倍です。

(高校3年生の娘と親)
「この子も小学校の高学年からですね。インターネットは1日2時間から3時間ぐらいって決めています」
(小学3年生の娘を持つ父親)
「まだそこまで、低学年なので欲しがっていないんですけど、どうしてもゲームとかをやってしまうのでどうかな」

(高校生は―)
「小学4年生くらいから持ち始めました。結構1日中使います」
「小6ぐらい(から持ち始めた)。インスタとかLINEとか」
「(1日)5時間くらい。これ(スマホ)で先生からの宿題とかもこっちに配信されて、こっちから授業中見る」

 また「学習目的の利用を除き、平日1日当たりどのくらいスマホを利用しているか」という問いでは、「3時間以上」と答えた割合が、小学生で24.0%、中学生で31.4%、高校生で34.0%となり、いずれも前の年度を上回りました。

 「授業以外の学習でスマホやパソコン、タブレットを利用する」と回答した割合はいずれも全国平均を上回っています。

 岡山県は、生徒主体でスマホの利用について考えるイベント「スマホサミット」や教員の研修会などを開き、スマホを有効活用するよう呼び掛けています。

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