岡山県は西日本豪雨の被災者の住宅再建支援に向け、各市町村が負担する利子の一部を補助する制度を創設する方針を明らかにしました。
(岡山県/伊原木隆太 知事) 「ぜひとも活用できるようにして、それぞれ元々お住まいの地域に戻ってきていただきたい」
岡山県が創設する方針の「利子補給補助制度」とは、金融機関から融資を受け住宅を復旧する被災者に対し、市町村が利子分を補助できるように県が費用の一部を補助するものです。
被災者が住宅を建設・購入、補修した場合が対象で、上限の3060万円の融資を受けた場合、10年分の利子約147万円の半額を県が補助します。
現在利子補給制度があるのは倉敷市のみで、県は他の市町村への制度の広がりを期待しています。県はこの議案を、6月の定例県議会に提案します。