瀬戸内国際芸術祭の春会期の来場者数がまとまりました。前回の春会期の1.5倍となる約38万7000人が訪れました。
(香川県/浜田恵造 知事) 「会期中に10連休が含まれたことで、これまで訪れることが比較的少なかった島にも足を延ばすことができ、会場全体がバランス良くにぎわった印象」
実行委員会事務局の集計によりますと、4月26日から31日間の春会期中、会場となった8つの島と高松港、宇野港周辺に合わせて38万6909人が訪れました。3年前の前回の春会期から13万人以上増えました。
一番多かったのは「直島」の9万6699人、次が「沙弥島」の7万2459人です。「女木島」や「男木島」は前回の約2倍、高松港との間が定期航路化された「大島」は2.8倍に増えました。
3日の会見で浜田知事は、「夏会期では、高松港周辺や一部の島で新しい作品が増えたり、パフォーマンスが充実したりするので、多くの方に来場してほしい」と話しました。