香川県小豆島の洞窟では毎年この時期の晴れた日に、「夏至観音」が姿を現します。 見られるのは晴れた日の数分間だけです。
「夏至観音」は小豆島霊場一番札所、「洞雲山」の洞窟で、毎年、夏至の前後約50日間の晴れた日にだけ見られる自然現象です。 太陽の光が洞窟の岩肌に差し込むと、光と影のコントラストで約3メートルの像が浮かび上がります。頭を少し右に傾け、錫杖(しゃくじょう)を持っているような姿です。
訪れた人は、数分間しか見られない自然の神秘をカメラに収めていました。
(訪れた人はー) 「一生に一度みたいな偶然にあえて感激です」 「すごくきれいというか神秘的で、来てよかったなと思います。写真難しいですね。すごく一瞬なので難しかったです」
「夏至観音」は7月中旬ごろまで見ることができそうです。