26日午前、丸亀市のこども園で毒グモであるセアカゴケグモ10匹が見つかりました。園児らにけがはありませんでした。
セアカゴケグモが見つかったのは、丸亀市立城北こども園です。職員が26日午前9時半ごろ、園内の側溝で3匹の死骸を見つけました。
さらに午前11時45分ごろ、通報で駆け付けた丸亀市の職員が別の側溝で7匹と卵21個を発見し、殺処分しました。発見当時、園内には0歳から5歳までの園児129人と職員46人がいましたが、かまれるなど被害はありませんでした。
(城北こども園/小林美智代 園長) 「本当に気を付けないといけない。他人事、他の都会や地域だけじゃなくて身近でもこういうことがあると思っている」
セアカゴケグモは特定外来生物に指定されている毒グモで、かまれると激しい痛みがあり、吐き気やけいれんが現れることもあります。
6月21日から22日にかけて丸亀市富士見町の公園でセアカゴケグモ30匹が見つかったため、近くの城北こども園では防除作業を行っていました。香川県でセアカゴケグモが発見されたのは58例目です。