今年も夏の風物詩がお目見えです。観賞用として人気を集める、善通寺市特産の四角いスイカの出荷が始まりました。
JA香川県の筆岡集荷場にずらりと並んだのは、一辺約18センチの「善通寺産四角スイカ」です。6月、地域の農産品を保護する国の「GI(地理的表示)保護制度」に登録され、マークが印字された箱に検査を終えたスイカを詰めていきました。
(白戸ゆめのリポート) 「四角いスイカは観賞用のため、このように、しま模様が縦にまっすぐ綺麗に入っているのが美しいとされています」
今年は5月に気温が高かったものの、去年より傷が入ったものが少なく、7月中旬までに約600個を出荷します。
(JA香川県善通寺西瓜部会/山下敏行 部会長) 「(GIという)付加価値がついたので期待は大きいですよ。視覚で涼しさを感じてほしい」
四角スイカは、4日から東京や大阪などで1個1万5000円ほどで販売されます。