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要介護状態の一歩手前 「フレイル」に対策を 8月から無料の健康チェック始まる 岡山市

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 要介護状態の一歩手前のことを、「フレイル」と呼びます。これを早期発見し、介護予防につなげようと岡山市は8月から市内の医療機関などで無料の健康チェックを始めます。

(岡山市/大森雅夫 市長) 「運動、食生活、生きがい、社会参加、そういった要素、フレイル対策も同じ要素。岡山の市民がより健康で長生きをしていく、こういったものを目指していく」

 岡山市が8月5日から始める、フレイル対策事業です。「フレイル」とは心身の活力が低下している状態のことで、さらに悪化すると要介護状態になります。

 これを防ぐため、医師会などの協力を得て医療機関や薬局など市内47カ所でチェックシートを使った診断を実施します。

「フレイル」状態の場合、理学療法士などの専門職が原因を分析し、運動や社会参加など必要な取り組みを個別に指導します。

 岡山市の健康寿命は2016年度時点で男性が71.64歳、女性が74.34歳でともに全国平均を下回っています。市では今年度2500人を診断したいとしています。

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